インプラント 歯科医院

歯科関係

「インプラント」で検索しているのにもかかわらず、上位にあるのは全て歯科関係。Wikipediaではインプラント一般の意味がきちんと説明してあったものの、「インプラントといえば歯科のインプラントというふうになっていると感じる」から、一般的な意味のインプラントを掲載していることに異議を唱えている人までいる(後日、この抗議が通って、現時点のWikipediaでは「インプラント」=「デンタルインプラント」になってしまっている)。私としては片腹痛い馬鹿げた主張に思えたが、それ程までに歯科領域の「インプラント」が幅を効かせているのに、それについて全く何も知らなかった我と我が身の不明さを恥じるばかり。本当にそんなに一般的な言葉なのかと、妻に「インプラントって知ってる?」と尋ねると「孝介はまだ16だからインプラント治療は無理よ」との返事。インプラントというのは歯科関連のインプラントだと決め打ちにした上で、息子がまだインプラントを受けうる年齢になってないことを伝えたわけだ。

噛み合わせの問題

天然の歯に近い審美性と機能を提供してくれるデンタルインプラントですが、何処に違いがあるのでしょうか。天然の歯には、歯根と骨との間に歯根膜と呼ばれるものが存在しています。歯根膜の中には噛む力を関知する知覚神経があります。歯根膜には一定の幅があり、ものを噛むとその幅の分だけ歯が動くことになります。つまり歯根膜は、クッションのような働きをしているのです。しかし、デンタルインプラントには、この歯根膜はありません。骨とデンタルインプラントが直接結合しているため、噛む力を吸収するクッションが無い状態になります。このため、噛み合わせに問題が生じた場合には、無理な力がデンタルインプラントに直接影響を及ぼすのです。デンタルインプラントを失う原因の多くは、噛み合わせの問題によるものです。また、天然の歯の線維は、歯根面に対し垂直に走行していますが、デンタルインプラントの場合には、線維が歯根面に対し水平に走行します。この水平に走行する線維は弱く、剥がれ易く、炎症が深くまで届き易い状態を作っています。血液の供給も天然の歯の場合には、歯肉、骨、歯根膜の3方向から行われるのに対し、デンタルインプラントの場合には歯肉、骨の2方向からの供給となります。血液の供給により歯周ポケット内部に細菌が入ったときそれを排除しようとする好中球(最近と戦う血液成分の1種)が増えるため、2方向からしか血液の供給が得られないデンタルインプラントの場合には、好中球の数が天然の歯の場合より少なくなり、抵抗力が低くなります。これらの事から言えることは、デンタルインプラントは天然の歯と比べ、炎症に対する防御機能が弱いため、長く使用するためには、丁寧なブラッシングと定期的な検査が必要になるということです。

骨の組織

なぜ『インプラント』の人工歯根、つまり『インプラント体』がチタンでできているのかをお話します。まず、チタンという金属は体内に埋め込むのに非常に適しているのですよ。例えば体内に入れたものがサビてしまったら困りますよね?折れても困る。重いのも困る。アレルギーを起こしても困る。生体に嫌われても困る。その点、チタンは凄いです。まず、耐蝕性といいますが腐食に強い。腐らないサビない。しかも強い。鋼鉄よりも強いのです。さらに軽い。アレルギーも全く起こさない。いいことだらけなんですよ。チタンという金属は。しかもインプラントにもってこいの大変な性質をもっていることが近年わかったのです。それは骨の中にチタンを埋め込むと、骨の組織の中でチタンはちゃんと安定する上に、次第に骨がチタンに密着するように成長し、ついには完全に結合してしまうのです。この現象をオッセオインテグレーションといいますが、このオッセオインテグレーションがあるからこそインプラント体はしっかりと安定するのですね。

前歯

御飯を噛んでいる顎はなんというか「慣性」みたいなもので動作をやめきれず、思いついたことを話そうとしていた舌も半分ぐらい話そうという方向で動きはじめていて、弟に返事しなきゃという気持ちで、そっち方向にも舌がうごきはじめていて、なんだか頭の中が混線したようになり、舌やら顎やらがなんだか統一できてないバラバラの動きをしてしまったその瞬間、下の前歯と上の前歯がクロスするように斜めに交わって、「まずい!」と思ったのだけど、御飯を噛む動作が止めきれなくて、「キュルル」というような嫌な音がして、次の瞬間「バギッ」と上の前歯を噛み折ってしまったのです。こんなことってあるの?って、あったのですけどね。

掛かりつけの歯科医

噛みあわせが悪いかもしれないと思った時には掛かりつけの歯科医にすぐに行くようにしましょう。定期的に、歯並びの点検もしてもらうのですが、それ以外でも相談に乗ってくれるのが良い先生だと言えます。インプラント治療後に実際の食生活において、異変を感じたら歯科医に行くということを当たり前にすることです。その為にも、先生とは意思の疎通を上手く取っておきましょう。インプラントについては、先生しか相談相手はいないのです。ケアーが出来ない方や、しない方は歯周病などの病気に掛かる可能性がとても高くなり余計な治療が発生してしまいます。そうならないためにも、ケアーには慎重に行いたいものです。

インプラント治療のコスト

インプラント治療に関してのコスト面での対応としては、現在保険適応が認められていない治療と言うことで、普段の歯科治療での見えない金額も患者にはよく見えてくると言うことが言えます。3割の自己負担が普通の健康保険適応治療とは、歯科医師の行う様々な治療に対して適応されているので、実際に金銭感覚の中で欠落していることも多いようですが、そもそもインプラント機材からその手術までを自己負担することで金額的に大きな請求がされているのです。通常、こういったコストは量産ベースでの工場生産であれば、一つに関する単価を抑えることが出来ますし、そのおかげで生活全般の工業製品などは消費者には見えないところで還元されているのです。そういった意味では歯科補綴に関しては、使用する金属や方法によってインプラント治療以外でも高額な金額になるのも、保険制度の恩恵を受ける、受けない、の差があります。そう考えればインプラント治療のコストは、国内では保険対象外であるなら、生産的にもコストが下がる要因はあり得ないと言うことでしょう。

人工の歯

治療内においてインプラントが結合すると、人工の歯を取り付けるのですが、この人工の歯もセラミック製のものを使うのです。今度はセラミック?そうなのです。実際にインプラント歯を使用する際には、あなたの他の歯と同じような色が選べます。例えば、他の歯が少し黄ばんでいるような場合、その色に合わせて、インプラントのセラミックの色も同じような色のものを使用できるのですね。このように、インプラント治療においてはいろいろな金属や材質の用材を使用するのです。

メインテナンス

術後にはインプラントと一生お付き合いするため、噛合せ調整や歯周病予防メインテナンスをしっかり行っているかが重要だと考えらます。現代では審美も重要視されるようになってきています。一昔前は「ただ噛めるだけの治療で終了」と言うことでしたが、現代では見た目の美しさも求められるようになってきているのも確かです。

歯の痛み

日本においての入れ歯の歴史は「木床義歯」から始まりました。その後、日米和親条約が結ばれた1854年から20年後の1874年に、横浜で歯科医を開業したアメリカ人歯科医師がゴムの入れ歯を紹介したことから、「木床義歯」は徐々に姿を消していきました。しかし、ゴムの入れ歯は作るのにも手間や危険が伴ったり、型を作るのに削りにくかったりと、思うようには一般に普及されませんでした。時代が昭和に入り、科学技術の急速な発展とともに、入れ歯の技術もゴム製から新素材のプラスチックへと大きく様変わりをしました。1869年には、セルロイドやベークライトなどが使用され、1937年にはドイツでアクリル樹脂の入れ歯が開発され、昭和15〜16年頃にホルマリン樹脂も利用されるようになりました。しかし、ホルマリン樹脂には問題もあったためすぐに使用は中止となり、1977年にプラスチックを型に流し入れる射出形成技術が開発され、新素材のポリスルフォン樹脂なども登場し、現在もなお研究が続けられています。ただし、どんなに素晴らしい素材ができたとしても、入れ歯の痛みや違和感をなすくには、かなり先のことになりそうですし、それまでにはインプラントもさらに改良され、費用的にかなり安くなり誰もが手の届く技術になることでしょう。いかがでしょうか。入れ歯とインプラントの違いがおわかりいただけたでしょうか。まだまだインプラントへの不安や疑問がある場合には、是非、インターネットなどで検索し、お近くのインプラントに対応できる歯科医にご相談してみるのもいいでしょう。

ファーストオピニオン

結局ファーストオピニオンしか得られなかった私ですが、まあ考えようによっては老ドクターも「この先生は信頼できる」というオピニオンをくれたわけです。実際、私も随分と安心してしまいました。